西本 諒
初めまして!東京大学4年生の西本諒と申します。
大学では経営学科に所属し、経営組織論を中心に学んでいました。中高はずっと野球部だったので、大学でも野球サークルに入りました。ecboでは最初はセールスチームで新規開拓業務、後半はマーケティングチームでマーケ業務全般を担当していました。
なぜecboでインターン?
ecboのことはちょうどecbo cloak(エクボクローク)がサービスローンチされた日に、NewsPicksでたまたま見て知りました。
当時僕は大学2年生を終えるところで、大学生活の折り返しに当たる時期でした。就活を意識しながらも、在学中に起業などもしてみたくてビジネスモデルを考えたり、VCに勤めている大学のOGに相談したりしていました。
ただ、何も実際にはやっておらず、要するに“意識は高いけど何もやっていない”タイプの学生でした。笑
ecbo cloakのことを知った時、過去に自分もコインロッカーが見つからなくて困った経験があり、同じようなサービスを自分でもできないか考えたこともあったので、純粋に0からサービスとして実現させた社長に会って話を聞きたいと思い、ecboのホームページから代表の工藤さんにコンタクトを取って、お話の機会をいただきました。
お会いして少しした後に工藤さんからインターンに誘っていただきました。そのタイミングでは、自分で起業するよりもまずはスタートアップでインターンをして、ビジネスや経営を学びたいという気持ちに変化していて、ecboにも直感的にご縁を感じてインターンをやってみようと思いました。
ecboでの経験
ecboでは本当に様々なことを経験させてもらいました。
インターンの経験がそもそもなかったので、入る前は具体的にどんな仕事をするのか正直わからないけれど、出来るだけ何でも吸収しよう、と思ってジョインしました。インターンをしたことがない学生の方もこの記事を読んでいるかもしれないので、少しでもイメージが湧くように具体的に書いていきたいと思います。
ジョインして約1年間は、ecbo cloakの供給サイドである「荷物を預かってくれる加盟店」を1店舗でも多く獲得することを目標に、新規開拓営業を担当しました。
具体的には、ecbo cloakの加盟店として良さそうなお店をインターネットや現地で調査をしてリスト化し、電話・メール等で商談のアポを取り、オーナーの方にサービス説明しご導入いただく、というサイクルを回していました。
新規開拓営業の他には、カスタマーサポートのお手伝いでユーザーや店舗オーナーからの様々な問い合わせに対応したり、PR動画に出演したりもしました。笑
その後の転機となったのが、SQLという言語をエンジニアの社員に習い、社内のデータを扱えるようになったことでした。
例えば「東京のどのエリアで利用が多いか」や、「どの時間帯に登録する人が多いか」などもデータ分析することができるようになりました。
当時インターンでSQLを書けた人は自分しかおらず、他に書ける社員も数名しかいなかったので、セールスに限らず色々なチームのデータ分析のお手伝いをするようになりました。
マーケティングのチームが立ち上がってからはマーケティングを専門に担当し、リサーチから具体的な施策を考えて、施策の実行まで社員さんと共に進めました。一方で、自分で一から施策を提案して実行まで全て任せてくれたこともあり、最後までやりがいと責任を持ってやらせてもらえました。
ecboでのインターンを通して学んだこと
インターンを通して学んだことは、「自分で仕事を見つける大切さ」です。
インターンというと社員の雑務をこなす手足のような存在に思える人も多いかもしれません。しかしecboでは、「インターンだから雑務的なタスクしか任せない」というのは全くありませんでした。
ただぼーっとしていると指示待ちになってルーティン的なタスクが振られやすくなってしまいます。最初は僕もそういう状態でしたが、徐々に目線を上げて社員さんが何を考えているか、何をしようとしているか考えることで、価値のある仕事を見つけられるようになっていきました。
例えば、「今こういう企画をやろうとしているから、こういうデータを探しておいた方がいいな」とか、社員さんがあるタスクを抱えていた時、自分が前に似たようなタスクをしたことがあるのを思い出し「代わりに巻き取ろう」という感じです。
そうするうちにどんどん大きな仕事も任せてくれるようになり、良い成長の循環を作れるようになりました。
この姿勢は就職してからも役に立つと思うので、忘れず続けていきたいと思います。
卒業を迎えて思うこと
4年間の大学生活のうち半分はecboと共にありました。得られたものは大学よりも多かったと思います。笑
最初は本当に何もできなかった自分を2年間も置いてくれて、色々教えていただき、工藤さんをはじめ皆さんに感謝しかないです。一方でこの感謝の気持ちを仕事で少しでも返そうという想いで後半頑張ってきましたが、まだ返しきれていないのが本音です。社会人になってもっと精進して、何らかの形でお返しができれば良いなと思っています。
社会人としての目標、その後の将来について
コンサル会社に就職して最初の目標は、専門性を身につけることです。ecboでセールスやマーケティングを少しやらせてもらったので、そのジャンルで専門性を磨きたいと思います。
コンサルタントとしての終わりがいつかは分かりませんが、将来的には自分が好きなサービスやプロダクトを世に広めるような仕事に就きたいとぼんやり思っています。
その理由も、ecbo cloakという自分が好きなサービスが、最初は誰も知らなかったけれど努力することで徐々に広まり、感謝の言葉をいただくことが純粋にとても嬉しかったからです。
といってもまだまだ未熟者なので、まずは目の前の仕事に全力で取り組んで、結果的にそのような人生になればいいなと思っています!
最後に、大学生活において何かしたいけれど何をすればいいか分からない学生、進路に迷っている学生、インターンをしているけれど何か違うなと感じている学生に向けて。
ecboのバリューの一つに「Own your life」というものがあります。日本語にすると「自分の人生を生きよう」という意味です。
僕がecboのバリューの中で特に好きなもので、社員もインターンも「自分の人生」を強く持っています。
といっても大学生で「自分の人生」をはっきり持っている人の方が少ないと思います。「自分の人生」を考えても答えが出ない学生には、直感でも興味があることに勇気を持って飛び込んでみてほしいと思います。ネットや口コミであれこれ準備する前に、実際に飛び込んで生で触れてみてください。「自分の人生」が少なからず見えてくると思います。
もちろんインターンに関わらず、ボランティアでも遊びでも何でも良いです。そうやって曖昧でも見つけた「自分の人生」がecboの目指す世界と重なっていたら、ぜひecboのインターンに応募してみてください。笑
ecboでインターンを経験したことは自分の誇りです。読者の中から同じ想いを抱いてくれる学生がいて、そしてecboを盛り上げてくれたらとても嬉しいです!