はじめまして、Salesの柳 和孝です。
これまでのキャリアを話すと、2015年に株式会社メンバーズに入社。大手飲料・電機メーカーのソーシャルメディアの運用を支援する仕事をしていました。
3年ほどで退社し、スペインを880km歩いて横断する旅に出て、帰国後はフリーランスでサイト制作や広告の仕事をしながら同時に、ecbo cloak(エクボクローク)を導入してもらえる店舗を増やす代理営業も行っていました。
ecboには2018年の8月にフルタイムでジョインをして、Salesチーム(荷物の預け先となる店舗を開拓するチーム)の代理店担当として、ecbo cloakを店舗に紹介してくれるパートナーと一緒に店舗開拓をしています。
プライベートでは、定住の家を持たない生活をしています。
平日の夜はホテルに泊まり、週末はホテルの金額が上がるので地元の長野に移り、東京にはない大自然でアウトドアなことをして過ごしています。
ecboにジョインした理由は?
プロフィールにも書いたように、新卒で入った会社を退社してすぐにスペインを880km歩いて横断する旅に出ました。
この旅では10kgの重い荷物を背負って毎日30kmほど歩くのですが、それが本当に大変で…(笑)
歩いている途中に世界遺産やワイナリーが近くにあって「行ってみたい!」と思っても、荷物が邪魔で歩いて辿り着く自信が出ないんです。
だから荷物を置かせてくれるお店を探すのですが、なかなか見つからず、交渉も難しくて「ecbo cloakがあれば‥」と強く実感しました。
ecbo代表の工藤は実は大学の同級生で、彼のFacebook投稿を見てサービスのことは知っていました。
このとき地元の長野でもecbo cloakを広めたいと思い、帰国後すぐにecbo cloakの代理店をはじめました。それから半年ほど経った時にecboから「仕事を手伝ってほしい」とお声がけいただき、現在に至っています。
ecboで実現したいこと
ぼくが「ecbo cloakが必要だ!」と思った原体験が旅だったので、世界中の旅人の荷物課題を改善して、新しい旅のスタイルを築きたいと思っています。
UberやAirbnbがたった数年で大きく旅のスタイルを変えたように、ecboもそれと同じくらいインパクトのあることを世界に仕掛けていきたいです。
そのためにも、今Salesチームでまずは日本中の荷物課題を解決し、2019年のラグビーW杯、2020年の東京オリンピックのようなビッグイベントでも「荷物の預け場所がない!」という事態が発生しないよう、荷物を預けられる店舗を着実に増やしていきたいです。
また個人の目標としては、ecboがこれから展開していく地域で効率よく店舗を開拓するためのノウハウを集積し、プレイブックを作りたいと思っています。
現在のライフスタイルについて
定住の家がない生活を始めて半年が過ぎました。
1ヶ月やってみて慣れなかったら家を借りようと思っていたのですが、意外とストレスがなく今後も続けようと思っています。
一見不便そうに見えるこの生活を続ける理由は2つあります。
1つ目は、仕事のある平日でもたっぷりオフを楽しめるから。
普通に働いている人だと平日は会社と家の往復だけになりがちですが、家がないと毎日色々な場所に行くことができます。
最近は浅草寺の近くに泊まって、夜の浅草を散策をするのが好きなんですが、夜のライトアップされた浅草寺を撮ろうと重たい機材を持って歩いている旅行客を多く見かけます。こういう人たちを見て「普段この機材はどうやって持ち運んでいるんだろう?」と考えたり、たまに直接話しかけてecbo cloakの宣伝をしたりしています(笑)。自分が好きでやっていることが仕事にも繋がっているので、ちょっと得した気分になります。
2つ目は、Sales担当としてホテルの開拓を毎晩できること(笑)。
ホテルは昼間に営業をかけても大抵「忙しい」と言われ支配人になかなか会えませんが、夜にホテルの宿泊者として「支配人さんいますか?」とフロントで声をかけると、大抵慌てて支配人の方を呼んでくれます(笑)。
まずは自分がホテル暮らしをしていることを伝え、「このホテルのここが良い」などの話で盛り上がった頃に身の上を明かして、ecbo cloakについてお話し、導入を検討いただくというようなことをしています。
もともと宿泊者の荷物を預かっているホテルは、追加で荷物を預かるのは物理的に難しく断られてしまうこともありますが、管理の負担を軽減でき収益にも活かせるので、そうしたecbo cloakのメリットをお伝えし、興味を持っていただけています。
ecbonistとはこんな人
僕が思うecbonistは、「新しいことに挑戦して、行動し続ける人」だと思っています。
ecboは「モノの所有を、自由に。」というミッションを掲げ、モノという側面から人々がより便利に・身軽に生活できるよう、サービスを開発しています。たまに「世の中が便利になりすぎると人は怠慢になり退化していく」と言う人がいますが、僕は違うなと思っています。
世の中が便利になって自由になれば、その時間を使って自分が好きなことに取り組める時間が増え、新しい物事を生み出すことにより人生が楽しくなると思っています。
ecbonistな人は、世の中にある様々な便利なものを使い倒し、空いた時間で新しいことに挑戦する。
ecboの社内にはそんな人がとても多く、みんな新しいことへのチャレンジを積極的にしています。例えば、中国語やデザイン、プログラミングの勉強会等に多くのメンバーが参加していたり。
ecboはそんなecbonistな人たちを、モノという側面から自由にしてあげたいと思っています。
「モノの所有を、自由に」を体現
今の「家がなくて、ミニマリスト」な状態は個人的にかなり気に入っています。
まず家がなくなったことで所有しているモノの数がかなり少なくなりました。
すると、何かに縛られるということがなくなったので、必然的に行動範囲が一気に広がりました。
今自分の中で「せっかく家がないので、なるべく毎日違うホテルに行こう」という心がけをしていてるので、仕事が終わった平日の夜20時ぐらいからでも新しい場所に行くことが多いです。
泊まった先のホテルでは、様々な出会いがあります。
仲良くなった人と食事や近くの銭湯に行ったりもしますし、外国人も多いので普通に話しているだけでも英語の勉強になったり、他国のことを知れる良い機会にもなります。
きっとecboのミッションである「モノの所有を、自由に。」が実現された世界では、モノによる制限がなくなるので人が一つの場所に留まる理由がなくなるのではないかと思います。
そして、行動することによって出会える場所や人が変わっていき、自分自身の可能性も広がるのだと思います。
いつでも好きな場所に必要なモノがある状態があれば、もっと人生を楽しく過ごせる人が増える気がします。
そして、自分はその中でも特にエンジョイできる自信がありますね!
今後の目標
ecboは、2025年までに世界500都市への展開を目標に掲げており、Salesのミッションは「ecboが進出する都市で、利便性と質の良い店舗を効率的かつ確実に増やす」ことです。
そのために、自分はこれまでチーム内で集積してきたノウハウをまとめ、どの都市でもこういう動き方をすれば成果が出るというプレイブックを作り、海外進出の一翼を担いたいと思っています。
いつか自分が訪れた都市で「ecbo cloakは日本のサービスだよね?とても良いサービスだ」なんて言われることを夢見ながら、ユーザーが利用しやすい店舗を1店舗でも多く増やしていきたいと思います!