ecbo株式会社で人事を担当している渡邊と申します。(プロフィールはこちらの記事を参照。)
今回の記事では弊社で行なっている「TGIF(Thank God, It’s Friday)」と「シャッフルランチ」いう社内イベントの紹介と、それらを始めた経緯をお話します!
なぜTGIF・シャッフルランチ?
TGIFとシャッフルランチを始めた理由は「eNPS」を向上させたいと思ったからです。
eNPSとはEmployee Net Promoter Scoreの略で、従業員の会社に対するロイヤルティを可視化する指標になります。
人事の仕事というのは、「人を採用することで従業員を増やし、事業を加速させること」も重要ですが、「採用した人の会社に対する満足度を上げて会社に愛着を持ってもらうことで、パフォーマンスを最大化させること」も同時に重要であり、これも人事の仕事だと思っています。
昨今のスタートアップでも、採用した人が早期に辞めてしまうという悩みを抱えた経営者や人事の方の話をよく耳にしますが、これは「採用した人の会社に対する満足度を上げて会社に愛着を持ってもらうことで、パフォーマンスを最大化させること」も経営者や人事の重要な仕事だと捉えられていないことが大きな要因だと思います。
また、社員数が増えてくると自然と組織間のコミュニケーションの総量が減っていきます。これは、当事者である社員はあまり気づきませんが、組織にとっては目に見えない潜在的な課題になりやすいと思っています。
そこでecboでは、コミュニケーションの総量を担保し、組織間に見えない壁ができないように「TGIF」と「シャッフルランチ」という制度を取り入れています。真面目な理由を述べましたが、本音としては僕個人が美味しいお酒を飲み、ご飯を食べながらみんなと話したいというのが本音です。笑
TGIFについて
「TGIF」は、毎月最終週の金曜日に社内で行っているパーティー。
TGIFの企画と運営はTGIF専任チームが行なっています。僕がオーナーを務め、各チームのメンバーとインターンの4名で構成されています。これまでのTGIFのコンテンツを振り返ると、
- 第1回:卓球Night!
- 第2回:ペーパータワーNight!
- 第3回:ecboクイズNight!
- 第4回:お笑いNight!
- 第5回:スマブラ対抗戦Night!
- 第6回:忘年会Night!
上記の様に今までで計6回開催しています。(この他にもお別れ会や忘年会もTGIF専任チームが企画・運営。)TGIFのコンテンツではなるべくチーム戦のコンテンツを取り入れ(個人戦の場合もあり)、景品を用意することによって、社員の参加意欲が少しでも上がるようにしています。
ただ、ecboの社員は景品がなくても全員が本気でコンテンツに取り組んでくれるので、コンテンツを考える側としてはすごく楽ですし、楽しいです。笑
シャッフルランチについて
「シャッフルランチ」は毎週金曜日のランチタイムに行なっており、毎週ランダムでランチに行くメンバーが変わります。
ランチ代は1,500円を上限にし、弊社のオフィスがある恵比寿近郊でも美味しいランチが食べられる値段に設定しています。また、下記のように週によってシャッフルランチのやり方も変えています。
- 第1週:全社員をランダムにシャッフル
- 第2週:チーム毎でランチ
- 第3週:社内でケータリング
全員が金曜昼前には出社しシャッフルランチには参加するなど、定例イベントとしてきちんと認識されており、それぞれで行ったランチの様子の写真をSlackにあげたり、行ったお店の共有をするなどのコミュニケーションも活発です。
社内の声
TGIF実施後に行った社内アンケートでは、こんな声ももらっています。
コンテンツがあってすごくよかった。特に卓球。普段話せない人とも話せて交流が深められた。
チームの垣根を超えて交流ができた。仕事と離れたところでフラットな状態で話をすることができたと思う。
お互いをもっと知れる企画があったら嬉しい!
とってもいい時間でした!ありがとうー!
次はBeer Pongやりたい!
野菜のメニューや、女性にとってもつまみやすいものがあればいいかも。
間延びしないためのタイムキーピングがもっとできたらより充実した時間になりそう!
よかったという感想だけではなく、次回に向けての改善点のフィードバックも積極的にしてくれるのがecboの良いところです。
企画を考えるのは少々大変ですが、こうしたフィードバックのおかげでよりスムーズな運営ができています。
何度も運営を重ねるに連れてケータリングの量や尺の持ち時間などのノウハウが溜まってきた。ただの飲み会ではなく、企画をecboのバリューと絡めるなどして差別化を意識している。
マンネリ化せず、かつ全員が楽しめる企画を考えるのはなかなか大変だが、盛り上がった時はやっぱり嬉しい!企画力が仕事にも活きているような気がする(笑)
Shuzo
一緒にTGIFを運営しているメンバーの一人、CSマネージャーのShuzoとは、毎度企画段階からブレストをしています。今後は運営メンバーも一緒に楽しめるようなイベントにもしていきたいです。
終わりに
TGIFとシャッフルランチは、ecboが何千人の社員を抱える企業になってもecboのカルチャーとして続けていきたいと思っています!
また、TGIFに関しては社員の友人やecboに興味がある方の参加も可能なので、興味のある方はtwitterのDM(@wnst36)で渡邊までご連絡をいただければ嬉しいです!
ecboのTGIFがメディアにも取り上げられました!
導入から2年…“プレミアムフライデー”はどうなった?意外な活用法も!(2019/2/22 FNN PRIME)